生きづらい世界を頑張って生きていこうの会

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全て自分のせいだと思って生きる

皆さんは普段他人に苛立ちを感じることはありますか?
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自分にとって重要なことは楽しい、辛い、もっとこうして欲しいな~、など様々な感情が生まれます。
しかし、自分があまり関与していないことは「まあ、関係ないしいっか」と思ったり、そもそも気にも留めないことが多いと思います。


ではなぜこのような感情の違いが生じるのでしょうか?

それはその出来事に対して自分の本気度、力の入れ具合が違うからです。

本気でやっていることに対しては自身に要求するレベルが上がります。それは他人にも同じことが言えるのではないでしょうか。
例えばチームで仕事やスポーツに取り組んでいる時、自分は頑張っているのに他の人が怠けていると「もっとちゃんとやってよ!」と言いたくなりませんか?

反対に他人が何か問題を抱えていても仲が良いか、自身が深く関与してることでない限り何も感じないか、思っても「大変そうだな~」くらいだと思います。


このふたつに共通していることはどちらも他人事だということです。

余談ですが、「他人事」は「たにんごと」と読むのではなく、「ひとごと」と読むそうです。そもそも「たにんごと」という読み方は誤読から生まれたそうです。(諸説あり)
私は初めて知りました(笑)


さて、私は自身のことも他人事と言われるようなことも全て自分のせいだと思って生きるようにしています。


そもそも他人事を「自分には関係ないからいいからどうでもいいや」と思う理由を考えたことはありますか?

この答えはおそらく自分を変えることは容易だが、他人を変えることは難しいからです。

自分を変えることは容易と言っても日々の意識を変え、努力をする必要があるのでそれなりに時間と労力はかかります。
それでも自分自身に影響を与えて変えることはできます。

しかし、他人はいくら自分の考えを力説しても、いくら改善点を言ってもそう簡単に変わることはありません。
それはそうですよね。人によって考え方は違いますし、重要だと思っていることも違います。これは紛れもない事実です。
この事実をある程度人生を歩んできた人ならば誰しもが突き付けられたことはあるのではないでしょうか?

ですから人間はどこかで他人事だと自分に言い訳をして生きているのだと思います。
これは別に悪いことではありません。この世の全て自分の力でどうにかできるわけではないですし、なにより疲れてしまいます。

ですが私はこの他人事こそ大切だと思っています。


仮に自分の抱える問題を1としましょう。
生きていれば次々に問題を抱えますから、その数だけ+1されていきます。
そしてそれぞれの問題の答えを自分なりに出して経験にするわけですから、経験値も+1されていきます。そしてその分人間として成長していきます。

そうです、まるでロールプレイングゲームのように自分をレベルアップさせていくのです。
皆さんはロールプレイングゲームでレベル上げをする時、序盤に出てくるスライムをずっと倒し続けますか?
おそらく強い敵を倒したり、アイテムを手に入れたりしていかに短い時間でレベルアップできるかを考えますよね?

この効率よく進めるということは人生においても同じことが言えます。
+1ずつ経験値を貯めるより、できれば+2、+3ずつ貯めた方が短時間で成長できます。
そして人生というプレイ時間には限りがあるので、効率は重要な要素になってきます。


その効率を上げてくれるアイテムが他人事というわけです。

他人が抱えている問題を一緒に悩んだり、仮に自分だったらどうするかを考えることによって経験値をプラスで貯めていくのです。

また、他人を変えることは難しいと言いましたが、難しい問題ほど得られる経験値は大きいです。
変えることはできなくても変えようと努力したり、自分の考えを伝えることが大切です。

なので他人ができていないのなら、その分自分がやるか、他人をできるようにする。‘‘他人ができていないという問題を自分が抱えている ’’という考えにしてみてはいかがでしょうか?

そうすれば他人にイライラせず、自分をより成長させることに繋がると思っています。


いかがでしたか?
少しでもお役に立てれば幸いです。
コメントも気軽に残していってください。