「なんで勉強しないといけないの?」
「なんで勉強しないといけないの?」
皆さん子供の頃に一度は疑問に思ったことあるのではないでしょうか?
お子さんがいらっしゃる方でしたら聞かれたことがあるかもしれませんね。
もし聞かれたときなんて答えますか?
この問いに対する明確な答えはないと思います。
しかし、私は自分なりの答えは持っていないといけないと思っています。
子供に聞かれたときに答えられないと恥ずかしいからではありません。
もちろんそれもありますが、自分の答えを持っていないということはあなたはわけもわからずに勉強していることになるからです。
少なからず学生であれば学問の勉強をしていて、社会人であれば仕事に関する勉強を日々していると思います。
そう、人間は生きている限り勉強し続けるのです。
あなたは勧められたからと言って特に理由もなくどこかの宗教の高い水を買ったりしますか?
私に言わせればそれと同じことです。そのくらい怖いことなのです。
でも安心してください。この記事を読めば自分なりの答えがわかるはずです。
私の答え
私の中で答えは2つあります。
1. 勉強は平等だから
2. 人生を豊かにするから
ひとつずつ説明していきます。
1. 勉強は平等だから
皆さんご存じの通り日本は学歴社会ですよね。
そもそもなぜ学歴社会であるのか考えたことはありますか?
のび太がもしもボックスであやとりが全ての世界にしたことがありますが、あやとりでもなく、スポーツでもなく、学問。
厳密には歴史を学ぶ必要がありますが、簡単に言えば学問は誰でも努力すればある程度できるようになるからです。
‘‘野球選手になれるのはほんの一握り’’だとよく言われますよね。
スポーツや芸術は努力はもちろん、才能も必要だということです。
しかし高校までの学問は才能がなくても、努力でカバーできるので限りなく平等に近いのです。
不平等なこの世でここまで平等なものはなかなかありません。
そして努力すれば、した分だけ結果が出ます。
なので勉強ができる、できないが基準になっているわけです。
このような‘‘勉強’’をすれば将来の選択肢が広がるのです。
将来の選択肢が広がるということは自分の好きなことができる、自由が手に入るということです。
勉強、した方がいいですよね?(笑)
2. 人生を豊かにするから
例えば、皆さん食べる時に箸を使うことが多いと思いますが、普段箸のどの辺りを持っていますか?
下、真ん中、上、様々だと思いますが、実は効率的な場所が存在するのです。
それはできるだけ上の方です。
これは‘‘てこの原理’’で説明することができます。
力点、支点、作用点。小学生で習うので一度は聞いたことあると思います。
箸はものを掴む部分が作用点、手で持っている部分が力点、2本が接している上の部分が支点、という順番になっています。
この場合、力点が支点に近ければ近いほど少ない力で大きな力にすることができます。
実際にやってみるとわかりやすいですが、下の方を持つとかなり強い力でないとものを掴むことができません。
しかし、上の方を持つと楽に掴むことができます。
このように日常生活の中にも知っていることで楽になることや効率が上がる、得をすることがありふれています。
全く同じ経験でも知識がある人とない人とでは感じることが異なりますし、学べることも変わってきます。
なので、いろんなことを知っている方がより学ぶことができ、人生を豊かにできるということです。
私の考えはこの2つですが、あなたはどうですか?
私と同じ考えでもいいですし、これを読んで「私はこう思った!」というものがあれば、あなたにとっての答えはきっとそれなんだと思います。
今はまだ答えが出ない方でも‘‘なぜ勉強するのか’’について考えることが大切で、答えはいずれ必ず見つかります。
先人達が人生をかけて勉強してきたことが文明になり、歴史になり、学問になり、それを私達は知ることができる。
そう考えるとすごく壮大で、ロマンチックだなと常々思います。
いかがでしたか?
少しでもお役に立てれば幸いです。
「私はこう思う!」や質問などのコメントもお待ちしています。